レーザー板金とはなんぞ?

No Image 仕事

ものすごくざっくり言うと、板材料を切り抜く加工です。
複雑な形状をきれいに切り抜けます。切断面には多少なりともバリが出ます。レーザー光線で材料を焼き切るため、出口側にスパッタが飛ぶ可能性あり。

■メリット
(1)金型が不要(少量、試作品が得意)。
(2)シャーリングカットより精度が高い。
(3)短納期に強い。
(4)切断面(板厚)がきれい。
(5)穴あけ等、他加工と連携させやすい。

■デメリット
(1)大量生産でもコストメリットが出しにくい。
(2)三次元加工は設備が限定される。
(3)あまりにも分厚いものは切れない。
(4)切り出し部分は少し余剰が必要。
(5)バリ処理はやったほうが良い。

自分で何か思いついたときに、特に金属加工はハードルが高いもの。試作専門業者もありますが、適当にやっているとかなり高価で手が出なかったりするものです。

そういう時におすすめ。
僕も「あっ!」と某製薬会社的なひらめきが出たら、なじみの加工屋さんに個人的にお願いして作ってもらったりしてます。

少し前に作ってもらったサンプル。
これぐらいサービスしとくよー、と無料で作ってくれました。GOODGOD。

ちなみに、このアイデアは全くの見込み外れでボツになりました。せっかく作ってくれたのに私の不徳のいたすところ。
あなたのひらめき、あきらめないで?

※本来は機械を動かす際に「段取り」が必要であり、各業者さんで最低工賃を設定されているのが普通です。ご注意ください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました