インデックス投資

No Image お金

今年はNISA制度拡充という話題に加えて、年初から日経平均が爆上げということで、投資を始める人が多いと聞きました。
僕の身近なところでも、腐れ縁の野生児が「投資はじめました」というLINEを送ってくるぐらいなので、急激に人口は増えているのでしょう。

僕自身は、約15年ほど前に株式投資を始めました。
まだ就職したてだったこともあり、投資資金は潤沢でなかったのですが、新卒で入社した会社を辞める決意をしたのがきっかけでした。
当時ひとり暮らしで、愛すべき独身クズ上司とともに週末の五反田通いに余念がなかったのですが、「デイトレーダーに俺はなる!!」とのたまって急激な節約生活を始めたことを思い出されます。

約半年間で100万円ほど用意して、ジョインベスト証券で口座開設したのですが、残高がどんどん減っていくさまがとても新鮮でした。それはもうひどいものでしたが、何の勉強もしていなかったのでギャンブルと大差なかったわけです。「ルルちゃんに会えたのに!!」「ややちゃん指名入れたほうが有意義だったわ!!」と悶絶したものです。

そこからニート化して極貧生活だったり、転職して極貧生活だったり、結婚して極貧生活だったりと色々ありましたが、紆余曲折の末に「インデックス投資」に行きついてます。
ちなみに一番つらかったのは、一発逆転を狙って暗号資産(仮想通貨)に資金を入れ、数ヶ月後に歴史的事件に遭遇し残高が1/10以下になるという地獄です。もう逆に笑うしかなかったけど、レバレッジをかけておらず致命傷で済んだのが不幸中の幸い。

調べたらいくらでも情報が出てくるので書きませんが、僕のような底辺サラリーマンには「広範囲に分散された低コストな優良インデックスファンドに、毎月定額を長期的に積み立てていく」というのがひとつの解だと思っていて、SBI証券を利用して「三菱UFJ-eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」を主軸に据えています。
今は少し余裕が出てきましたが、余剰資金を高配当株投資にまわしてキャッシュフローを少し改善したり、債券をちょっと増やしてみたり、というような微調整を行っている程度。

目的は老後資金なので、年利4~5%が得られれば御の字だと試算しています。
「複利」「長期」「分散」「リスク管理」「コスト」
これらが自分の中での重要キーワード。
それでも投資である以上リスクがゼロではなく、長期であるが故に暴落も経験するはず。
短期的な上げ下げに一喜一憂しないために「いざという時にも生活が破綻しない資金」を別で確保しつつ、粛々と継続していくつもりです。

しかし今年に入って知り合い何人かから投資について聞かれますが、大半は言う通りにしないですね。まぁ地味なんで失望するんだろうけど。
結局は人それぞれだし、僕のやり方が万人に当てはまるものでもないだろうから強要するものではありませんが、この傾向を見ていると今後の下落相場に直面した時に「投資人口が激減する未来」が見えるというものです。

大きなお金を得たければ、雇われの身分を脱出するほうが良さそうですよね。
身の丈を知るってとても大事。
そういう意味で、過去に失ったお金も無駄じゃないなぁ。

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