「仕事があれやから一週間もUBXいけないわー」という状況だったのですが、ぎっくり腰になりました。
横着して中腰で荷物をなんとかしようとした時に、文字通りぎっくり。「あわよくば行けるか…!?」と思っていたジムなんてとんでもなかったし、週の前半にやってしまったので、そもそもお仕事にも色々と支障をきたしました。
初めてぎっくり腰になったのは30歳を超えてから。
その時と較べるべくもないぐらいの軽症だけど、今になってよく考えると、この2~3週間は腰が痛くなることが多かった。なんか蓄積したものでもあるのでしょうか。
既にコルセットも外して、気を付けながらとはいえ日常生活も支障ないレベル。でもUBXの激しい運動はどうなんだろうと言い訳して、様子を見ているところです。
ぎっくり腰(急性腰痛症)
欧米では「魔女の一撃:Hexenschss(ヘクセンシュス)」というらしい。くしゃみか。
魔女が腰ばかり狙うメンヘラ系女子ではないだろうから、あの瞬間的な衝撃をうまく表現したものなのだろう。

軽度~重度まであり、今回の僕は軽度。気を付けながらとは言え、休み休みで歩行も出来てそのまま仕事も続行していたぐらいなので、そんなんぎっくり腰じゃないと言われてもおかしくないレベル。
それでも早く治したかったので、翌日に鍼灸整骨院に行って鍼を打ってもらった。
前回は筋肉の断裂までいったが、今回はそれもない。部分的に筋肉が硬直して、曲げ伸ばしがつらくなっていた程度のもの。初期は炎症が起こっていることから温めすぎは推奨されない。鍼灸院でも、なんかしらひんやりするクリームを塗りながらマッサージしてもらった。肉離れの時にも塗ってもらったやつらしい。
僕は中心から右側にかけて違和感があったので、右半身に鍼を打ってもらった。この鍼ってどういう原理なんだろうとずっと疑問なんだけど、鍼灸師さんに聞くと、「例えば血管を収縮させて元通りに近い状況に持っていくとか」とのこと。いろいろあって全部はわかっていないが、炎症が起こっているから血流がどうこうというアプローチらしい。
だいぶ昔に購入した本には、「人体に流れる経絡の中で帯電してしまう箇所があり、そこに鍼を打つことで溜まった電気を散らして血流を促進する」というような記述があった。その帯電してしまう箇所が経絡秘孔であり、外的要因(気温など)や内的要因(体調など)で日々場所が変わるから、この治療には熟練の技を要するとか。嘘つけやと疑いながらも、鍼灸師がみんな北斗神拳の門下生だと怯えていた小学生時代だった。院長のラオウです、みたいな。
鍼を打ってもらったのも20年ぶりだったのだけど、打った鍼から電気を通す治療をやってもらった。僕は全く知らなかったので、「じゃあ電気通しますねー」「ひぃっ!!!」ってなってしまった。もう拷問やないか。
とは言っても痛みはなく、なんかちょっとだけびくびくするなー程度のものだった。弱めの電気ショックを体内に直接やるような感じだろうか。理論は全然知らないが、とても効果があった気がする。怖かったけど。
横着しない無理しないというのは当然だけど、「コルセットを取り出しやすい場所に置いておく」というのが最大の教訓。生まれたての小鹿状態で、奥のほうに入っているものを取り出すのがとてもつらかったです。これが必要な時にはろくに動けないと、少し考えればわかりそうなものですがね。今は反省している。
みなさんもお気をつけて。
おわり。